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natsuno07

詩のクロッキー帖

author: natsuno07
空飛ぶ色いろ

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風鈴


もう昼時だから混んでいるだろうな
灼熱の駐車場に車をとめて
道路脇のラーメン屋に入ると
窓際にはいっぱい漫画が並んでいて、
ああよかった、まだテーブル席があった
みんなでお冷をまわしたりする
それから、お冷のグラスの水滴を
おしぼりで拭いたりする

そんな感じの真夏

母を亡くした翌日の昼に
とても静かでどこにもありそうな昼時に
それはあまりにも
日常的で自分の人生そのもののような
哀しみなんだなと思ったりする

口数は少なめに
仕事先でとっている昼時と
親の死が自分の中でとても似ているような気がする
たとえ悲しいとしても
とりあえずやらなければならないもろもろのこと
文句を言っても仕方ないこと
後悔すること反省すること
ここであきらめてはいけないこと
などなどはあるとしても
まぁ、腹をこしらえておかないと
という優しさのようなもの
いたわりのようなもの
などなどを感じ

短い時間をたゆたっている
ゆらゆら

それから
チリリンっと風が吹いたような気がする

2018-8-10





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